ウクライナ避難民向け在留資格に関するビデオ撮影
皆さま、こんにちは、寒波が襲来して昨日、今日と名古屋もとても寒いのですが、ウクライナはもっと寒いかと思います。
そんななか、タレントのデヴィ夫人がウクライナを訪問して支援物資を届けたと報道で知り、とても心が温まりました。
賛否あると思いますが、人を思いやる気持ちの強さとそれを表現する行動力、勇気は素晴らしいと思います。
さて、我々は資金力は全くなくやれることは限られていますが、ウクライナ避難民の方々を支援する団体として名古屋市に登録をするなどして活動しています。
昨日、名古屋市からウクライナ避難民支援事業の委託を受けている特定非営利活動法人レスキューストックヤードの依頼により、ウクライナ避難民の方向けに在留期間の更新や資格外活動許可など在留資格に関するビデオを撮影しました。
日本に避難されているウクライナ避難民の方の在留資格は、主に就労可能な「特定活動(1年)」ですが、就労に関して行える活動は、「本邦の公私の機関に雇用されて行う報酬を受ける活動」に限定されていること、また、風俗営業の店で働くことができないなど一定の制限があること、「雇用されて」には「業務委託契約」「請負契約」等は含まれるか、「本邦の公私の機関に雇用されて行う報酬を受ける活動」以外の「収入を伴う事業を運営する活動又は報酬を受ける活動」を行うには、あらかじめ資格外活動の許可を受ける必要があること、在留期間の更新の手続きを在留期間の満了日までに行わなければならないこと、いつから手続を行えるか、手続きをしなかったらどうなるかなどを、レスキューストックヤードのスタッフの方に質問していただき、私(加藤)がそれに答え、ウクライナ人の方に通訳していただく形式で動画を作成しました。
今後、編集作業を終えたら避難民の方に見てもらうそうです。少しでもお役に立てたのであれば幸いです。